Ryzen 7 9800X3D+GeForce RTX 5070tiの自作PCを「GeForce RTX 5090」へ換装してみた!

PCパーツ

RTX3080 12GBの旧PCの流用パーツを使用して、予算12万円以内の低価格Zen 5PCを組み立てる予定が、ひょんなことからRTX5070tiなど高性能なグラフィックカードを購入してしまいハイスペック構成なPCが出来上がってしまいました。

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Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070 TiでAM5の新規PC一式を組み立ててみました。自作PCを組み立てるに際して、まずはPCパーツ構成を考えていきます。最近のPCパーツは価格高騰しており、ある程度の性能を求めると予算は軽く30万円を超えてしまうことが分かりました。
Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070 TiでPCを組み立ててみた! ~PC組み立て編~
Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070 TiでPCを組み立ててみました!今回の記事では最小構成でのPCパーツ組み立てに始まり、最終的にはPCケースに取り付け自作PCの動作確認をするまでをおこないました。ベンチマークテストや冷却性能などの各種パラメータも確認致しました。

パーツ選びの段階でPC電源を1200Wの大容量のものを購入して違和感を感じられた方がいらっしゃるかもしれません。

RTX5070tiに対して完全にオーバーキル状態なRM1200x sift white

↑の写真に見惚れてしまった方のために商品リンクを貼っておきますね!

なぜなら「RTX5070ti」の構成の場合PC電源容量は750Wや850W程度で十分だからです。

それでも1200WのPC電源を購入したのは新PCを組み立てた際に、「このままではいずれ30万円台に値段が下がったRTX5090を買ってしまうかもしれない」と予感めいたものを感じていたからです。

750WのPC電源を購入してから、新たに1200WのPC電源を買い直すのはお金と時間の無駄ですよね!

ねんがんの「GEFORCE RTX5090」をてにいれたぞ!

そしてとうとうその日が来てしまいました!

8月下旬のとある日に、ASUS TUF Gaming GeForce RTX5090 が、ポイント込みですがAmazonで30万円台後半とセール価格で販売されていました!

非OC品ですが全然構いません。電力やクロックを全力全開で使うのは怖いですから・・・

いずれRTX5090の価格が20万円台後半まで下がるかもしれませんが、今現在RTX5090が使えない機会損失を考えると買わずにはいられませんでした。

なぜなら最近ローカルAIに触れるようになり、生成時間が気になるようになってきたからです。

RTX5070tiでも生成AIがそこそこ使えるのですが、やはり試行錯誤を繰り返すうえで生成するための時間短縮は必須であり、「時間をお金で買う」という概念が身に染みるようになってきました。

機会損失を1ヵ月当たり1万円と換算すると(個人的な換算値です)1年間で12万円の損失になります。

来年の夏頃になって仮にRTX5090が20万円台後半で購入できたとしても、それまでの1年間にRTX5090が使用できなかった機会損失を考えると割に合わない計算になります。

過ぎ去った時間はお金では取り戻すことはできないですからね!

それならば30万円台後半の値段だったとしても、今を存分に楽しんだ方が良いに決まっています。

そう・・・これから未来に掛かる時間はお金で買うことができます。

このような考えが頭の中を瞬時に駆け巡り、気付いたらポチってました!

「買いたい時が買い時」とはよく言ったものですね。

数日後、商品がAmazonから届いたので開封してみました。

グラフィックカードのサイズがでかいです!!

あまりの興奮に保護シートを外さないまま写真を撮ってしまってました!

グラフィックカードの厚みが、「まるで弁当箱」という比喩に思わず納得してしまいました。

3.6スロット分のスペースを消費するようです。

裏面もカッコ良いですね。

インターフェイスは「HDMI 2.1bが2個」と「DisplayPort 2.1bが3個」あります。

RTX5070tiと換装してみましたが、RTX5090の厚みのせいでMサイズのGPUサポートステイが使用できませんでした(泣)

SサイズのGPUサポートステイを購入するとして、それまでの間は押し入れで眠っていたサポートステイで代用することにしました。

RTX5000番台のグラフィックカードが発売されてから「ROP欠け」が話題になっていました。

購入したRTX5090は大丈夫なのでしょうか?

写真真ん中のROPsが「176」なので大丈夫のようです。

消費電力が575Wのグラフィックカードをそのまま使用するのは怖いので、しばらくNvidiaアプリで「Power Limit 70%」の省電力運用して様子を見ていきます。

RTX5090のベンチマークについては大手のブロガーさんが沢山出していると思いますので、ここでは割愛致します。

生成AI用途でもVRAMが32GBあるので快適になりました。

stable diffusionでbatch sizeを最大の「8」にしても余裕で動きます!

グラフィックカードのFANの音はGPU使用率100%でも気になりません。

FANの音はRTX5070tiと変わらない印象です。

RTXのコア温度は70℃前後でした。

RTX5090は「買い?」なのか

PCゲーム目的のみでRTX5090を購入する場合は、ケースバイケースで万人におススメできないと思います。

約40万円払ってRTX5090でしかプレイできないPCゲームをやるより、40万円分の予算をPCゲームにつぎ込んでたくさんのゲームを楽しんだ方が有意義な方が多いかもしれません。

なにせ10万円あれば「プレイステーション5」が購入できてしまいます。PS5のゲームを10万円分購入してもお釣りがきてしまいます。

ですが、現在「ローカル生成AI」に触れている方にとっては、VRAM16GBの「RTX5070ti」や「RTX5080」ではVRAMの容量不足を感じる場面が多いと感じられる場面が多いのではないでしょうか?

また、AI生成スピードに関係するCUDAコア数がRTX5090は21,760基と、RTX5080の倍あるモンスターGPUです。

「ローカル生成AIを扱っている方にとっては、RTX5090はとにかく買え!!!」

という商品だと思います。

とにかく「安くRTX5090を買いたいんだ!!!」という方はこちらの製品などが比較的安く購入できるのではないかと思います。

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