ゲーミングPCとは、ゲームを快適にプレイするために必要な性能を備えたPCのことを言います。

近年のPCゲームはとても美麗な映像のものが増えました。
高度な3Dグラフィック機能を用いたPCゲームをより快適にプレイするには、高性能なグラフィックカードや高速処理を行うことができるCPUなどが必要になります。
最新の高性能PCパーツをふんだんに組み込んだPCは排熱が凄いのでフルタワーケースを使用することが望ましいです。
フルタワーケースはケースの中のスペースがとても広いのでメンテナンスが容易というメリットがあります。
しかし世界経済が厳しい昨今、PCにそんなにお金を掛けられず部屋の狭さからミニタワー型PCしか置けない方も大勢いるのではないでしょうか?
そこまで高性能なPCは必要とせず、PCゲーム入門用のそこそこの性能があれば良いという方であればミニタワー型PCでも十分です。
BTO(Build To Order)でもグラフィックカードを搭載したミニタワー型PCのモデルがあります。

このメーカーのBTOパソコンはゲーミングPCに分類されていませんが、FHDのゲームや中品質設定のVRゲームであれば問題なくプレイできます。
それにしても、このレベルのPCでも価格が約15万円してしまうんですよね・・・
そこで今回は我が家に余っているPCパーツを使用して格安のミニタワー型ゲーミングPC?が組み立てられるのか試してみました!

IN WIN IW-EM048 のミニタワーPCケースで組み立てる
今回は格安でミニタワー型ゲーミングPCを組み立てるので、PCパーツはできるだけ流用し購入したのはPCケースとマザーボードだけです。
- PCケース:IN WIN IW-EM048
- マザーボード:ASUS TUF GAMING B550M-PLUS
マザーボードはB550チップセットならPCIe 4.0対応の高速Nvme SSDを後付けで搭載できるので拡張性があります。
CPUもRyzen5000番台が安くなってきたのでRyzen7 5800x3Dなど後々換装することができます。
今回組み立てるミニタワー型ゲーミングPCの構成は以下になります。
PCパーツ | 製品名 |
CPU | AMD Ryzen7 3700X |
CPUクーラー | SCYTHE 無限五 リビジョンB |
メモリ | CFD Selection Gaming Sports W4U3200BMS-8G(16GB) |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B550M-PLUS |
グラフィックカード | 玄人志向 GALAKURO GAMING GG-RTX2070SP-E8GB/DF |
SSD | Crucial CT250MX500SSD1/JP 250GB(2.5inch SATA SSD) |
ハードディスク | Western Digital WD10EZRX 1TB(3.5inch HDD) |
ケース | IN WIN IW-EM048 |
電源 | Seasonic SS-760XP (760W) |
OS(Operating System) | Windows10 pro |
3~4年程前のミドルレンジ帯PCパーツを流用しています。
我が家の都合によりPCを棚へ収納する必要があったため、PCケースの高さが最大360mm以内に収まるものを購入しました。

IN WIN IW-EM048 のサイズは 350 x 190 x 417 mm でぴったりサイズです!
このPCケースはAmazonで売り切れていることが多いですが、ちょうど6,820円で在庫がありました。

フロントにUSB3.0x2、USB2.0x2が付いています。

ケース横には排熱用の穴が開いています。

ケースフロントとリアに12cmファンが1つずつ付いています。

それではPCケースを開けて中を見ていきましょう!

マザーボードはM-ATX対応です。
ケース右側のベイは上から5インチベイ×2、3.5インチベイ(外)×1、フロントパネル用ベイ×1、3.5インチベイ×2です。
3.5インチHDDは下側の「3.5インチベイ×2」の所に設置するようです。

底面に2.5インチSSDを設置することができます。

さて、このケース中にPCパーツを入れてネジ止めしていきます。

PCIブラケットは4つありますが、今回はグラフィックカードで2.5個分を使用するためPC拡張カードは実質1個しか付けられません。

こんな感じに収まりました。
RTX2070superのグラフィックカードもしっかり入りました。
これならもう少し大きいカードも搭載できるかもしれません。
しかしドスパラBTOのミニタワーPCはグラフィックカードがRTX3060tiまでしかラインナップが無いので、このPCケースでは排熱的に200W程度までの消費電力(≒ 排熱量)のグラフィックカードまでしか搭載できないということでしょう。
個人的には ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR のような2スロットのRTX4070tiとか載せてみたくなるのですが消費電力が275Wだと排熱はどうってしまうのでしょうか?
HDDベイがスペースを圧迫して排熱とエアフローが悪くなっている気がするので、3.5インチHDDを変換マウンターを使用して5インチベイへ収納しました。

PCの内部がだいぶスッキリしましたね。
CPUクーラーはミニタワーPCケースであっても十分入ります。

サイズ無限五リビジョンBも問題なく使用できます。


これでミニタワー型ゲーミングPCが完成しました!
Webブラウザなど基本的な使い方をしてみましたが、動作音はとても静かです。
グラフィックカードのRTX2070Superは、負荷が軽い作業であればファンが停止しています。
ミニタワー型ゲーミングPCの性能
一応曲がりなりにもゲーミングPCを組み立てたので、PCゲームのベンチマークスコアはどれくらいなのでしょうか?
FF14ベンチを測定してみました。
FF14のFHD(1920×1080解像度)は非常に快適にプレイできるようです。
ちなみにFF14漆黒の反逆者ベンチの1920×1080 標準品質のスコアはこちらです。
Ryzen7 5700Gを使用したスリムブック型省スペースPCの標準品質スコアが6975だったので、今回組み立てたミニタワー型ゲーミングPCは約3倍のゲーミング性能があります。

Ryzen7 3700Xと5700GのCPU性能はほぼ同じなので、グラフィックカードを搭載しただけでこれだけの性能アップを果たすことができました。
ついでに3DMarkのTimeSpyのベンチも測定してみました。
TimeSpyはDirectX12の性能を測定するベンチマークテストです。
ベンチスコアは他のグラフィックカードと比較すると、RTX3060以上RTX3060ti未満というところでしょうか。
これならVRゲームも問題なくプレイできるでしょう。
ミニタワー型ケースで気になる温度はどうなのでしょうか?
TimeSpyのベンチ測定中の温度を確認しました。
室温20℃環境下でベンチ中のCPU温度は最高でも60℃後半なので、無限五で十分に冷却できています。
現在、新たにCPUを購入する場合はRyzen7 5700X などがコストパフォーマンスや発熱面からベストだと思います。
冷却に気を付ければRyzen7 5800x3Dなども搭載できるかもしれません。
グラフィックカードのRTX2070Superの温度は最高でも85℃なので冷却不足は無さそうです。
排熱を考えた場合、現在購入できるコストパフォーマンスが高いグラフィックカードはRTX3060やRTX3060Tiになると思います。
グラフィックカードはサイズ的にはRTX4070Tiなど入りますが、消費電力が285Wなので排熱が間に合わない可能性があります。
ですが、今後発売されるRTX4070なら排熱面を考えても十分搭載できるかもしれません。
まとめ
私が2019年~2021年頃まで使用していたメインPCの余ったパーツを再利用してミニタワー型ゲーミングPCを組み立てました。
2世代前のミドルレンジクラスのパーツを使用していますが、15万円するメーカー製BTOパソコンと引けを取らない性能があります。
高負荷時の動作でCPUやグラフィックカードの温度を測定しましたが、ミニタワーケース内の条件下でも排熱は特に問題ありませんでした。
CPUクーラーを強力なものへ変更すればRyzen7 5800x3D+GeForce RTX4070を搭載した高性能ミニタワー型ゲーミングPCができるかもしれません。
次回の記事
PCゲームが余裕でプレイできる上に、Fluidmotionを効かせた動画鑑賞も行うことができるHTPC(ホームシアターPC)を組み立てました!



希望と挫折を織り交ぜた内容になっていますので、是非ご覧ください!
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