底冷えのする冬真っただ中・・・
家の中は床からも冷気が伝わってきて寒いです。
体全体が冷えるのでたまらず暖房器具を使うのですが、
エアコンは部屋全体を暖めるまでに時間がかかりますし、何より消費電力が多いのが難点です。
こたつは体を暖めることができますが、部屋のスペースをとってしまいます。また、別名「ダメ人間製造機」といわれているように、こたつから出られなくなり身体活動量が下がってしまいますので昨年卒業しました。
足だけ温めようとパネルヒーターを使用しましたが、外気温が0℃近くまで下がる日はパネルに覆われていない「ふくらはぎ部分」は冷気で寒いままになっているので、足元がなかなか温まりません。
セラミックファンヒーターも600Wの熱風にしてやっと一時的に温まる程度の効果しかありません。
そこでこの『おひとりさま用着るこたつ「こたんぽ」』を試してみたところ、体を暖めるのに抜群の効果がありました。
『こたんぽ』は商品名の通り「こたつ」と「湯たんぽ」の2つの使い方ができる優れものです。
おひとりさま用着るこたつ「こたんぽ」
サンコーから発売されている 『おひとりさま用着るこたつ「こたんぽ」』 は名前の通り、こたつを着てしまおう!というコンセプトの商品です。
今回の商品は2021年モデルのものになります。
イラストを見ると、足を出して歩くこともできるようです
THANKO 歩けるこたつ「こたんぽ」は2022年モデルが販売されています。
特徴として、こたんぽの定格最大消費電力は50Wなので一般的なこたつが500W前後であることを考えるととても省電力です。
イラストでは「こたんぽ」は胸元まで覆っています。Amazonなどのレビューでは「腰までしかカバーできない」などの評価をされている方がいますがどうなのでしょうか?
身長が約168cmの私がこたんぽを着てベッドに腰かけてみたところ、胸元あたりまでカバーされました。
椅子やベッドに腰かけた状態では膝を少し曲げているので胸元までカバーできるのですが、立って直立した姿勢の場合は腰上までのカバーになってしまいます。
一般的な「こたつ」も、腰あたりまでしかカバーしていないので、これを「こたんぽ」の欠点と指摘するのは的外れだと私は思います。
「こたんぽ」はボア素材で保温性があるため、着ただけで足元が温かくなってきました。
ヒーターは前面にあり、下半身全体を温めます。
「こたんぽ」の使用方法として商品説明の写真のように、「着るこたつ」の用途のみに考えがちですが、寒い夜に「湯たんぽ」替わりとして「こたんぽ」を装着して布団に入ると下半身がとても暖かくなって快適な睡眠が得られます。
前面ヒーターは標準設定で90分で自動的に電源が切れるようになっていますので、低温火傷の心配もありません。
「湯たんぽ」替わりとして使用する場合は、温度を33℃~36℃くらいに設定しておくとちょうど良い暖かさになると思います。
温度設定はコントローラーでおこないます。約30℃・約33℃・約36℃・約39℃・約42℃・約45℃の6段階が選べます。
コントローラーの設定ボタンは誰でも簡単に操作できる設計になっています。
温度設定は体感的に「こたつ」としての普段使いでは36℃前後の設定で十分だと思います。
タイマー設定は30分・60分・90分の3段階設定することができます。
タイマー設定はいずれかの時間を必ず設定しなければなりません。低温火傷対策なのだと思われます。
この商品の売りの一つである「着て歩ける」については、ちょこちょこ歩きができるぐらいなのでおまけ程度だと考えた方が良いかもしれません。
ボア素材に小さなゴミが付着しやすいという指摘もありますが、「こたんぽ」はヒーター部分をはずして手洗いすることができます。
「こたんぽ」の応用技
冬の季節は夜寝るときに布団へ入った瞬間は寒くて、暖かくなるまで少し時間がかかると思います。
そこで、「こたんぽ」を着たまま布団に入れば暖かく快適です。タイマー設定で自動的に電源が切れるのでそのまま朝まで寝ても低温火傷になる心配はありません。
驚くことに「こたんぽ」は保温性もあるので、朝起きた時も体がポカポカ暖まっています。
私はこの方法を知ってから、毎日暖かい朝を迎えることができています!
朝寝覚めた時に体が寒いと、体の調子が上がってきません。
是非、「こたんぽ」を着たまま布団で寝てみることをおすすめします。
まとめ
『おひとりさま用着るこたつ「こたんぽ」』は下半身を温めるのに抜群の効果があります。
消費電力も定格最大消費電力量が50Wと、とても省電力な暖房器具です。
部屋の温度が5~6℃のような状態の場合、パネルヒーターやセラミックファンヒーターでは足元を温めきれません。
パネルヒーターやセラミックファンヒーターと比較して、下半身を温める効果が非常に高いです。
まるで「こたつ」をコンパクトにしたような商品ですね。
特徴の1つに、「こたつ」と違って部屋のスペースを必要とせず、「こたんぽ」を着たまま歩いて移動することができます。
テレワークなどで自宅のデスクワークを快適に過ごすために最適です。
また、自宅のソファなどでくつろぐのにも使用できます。
就寝時に「こたんぽ」を着たまま布団に入ると暖かいままで寝ることが出来ます。朝起きた時も体が暖かいままです。
おひとりさま用着るこたつ「こたんぽ」を是非体験してみてはいかがでしょうか!
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