ゲーミングPCはベームの映像を快適に描写するために高性能なグラフィックカードと、高速な処理を可能にする中央演算処理装置(CPU)を搭載した普通のパソコンより高い性能を持ったパソコンです。
高性能なグラフィックカードは現在、NVIDIAのRTX5000シリーズが主流です。
ハイエンドクラスのRTX5090などは価格が最低38万円~になっており、一般人が簡単に購入できる金額ではありません。
また、CPUもハイエンドクラスの「INTEL Core Ultra 9 285K」や「AMD Ryzen 9 9950X3D」の価格は10万円以上します。
PCに掛けるお金を湯水の如く使える富豪の方であれば何も考えずに最高性能のPCパーツで組み立てれば良いでしょう。
しかし、私たち一般庶民は1つのPCに何十万円もお金を掛けることはできません。
自作PCを組み立てる費用は近年グラフィックカードの高価格化や、マザーボードの高品質化に伴う価格上昇により、最新のPCゲームを快適にプレイできる性能を求めた場合20万円以上掛るようになってしまいました。
更にメモリやSSDのNAND価格の上昇が始まったことや、ミドルレンジ価格帯で主に使用されていたAMDのB650チップセット搭載マザーボードの生産終了の余波から、ゲーミングPCをBTOや自作PCとして手に入れることができる価格が上昇しています。
2025年10月現在、「Ryzen7 7700」+「RTX5070」の構成のBTOパソコンを見てみました。 ※BTO(Build To Order):購入者からの注文があってからショップが組み立てるPCのこと
BTOのPCのメインメモリを32GBにグレードアップしたり、SSDを1TBに増やしたりとゲーミングPCとして最低限の構成にカスタムするととたんに25万円以上の価格になってしまいます。
25万円なんてひと昔であればハイエンドPCが組むことができた価格です。

今回の記事は
「ゲーミングPCの組み立ては何とか20万円までなら出せる!」
「せっかく20万円出すなら「白で統一した清楚感あふれたPCが良い!」
という方のための内容です。
自作PC組み立てが初めての方へ
あくまで自作PCを組み立てるので、「動作しない」「相性問題がある」など不測の事態になった場合は自己責任にて対応しなければなりません。
その点、PCショップ謹製のBTOパソコンは動作確認や安定動作の確認などがしっかりなされた状態のPCが購入でるので安心です。
BTOパソコンのメリットは途中でPCが故障してもPCショップのサポート体制がしっかりしている点があります。BTOパソコンの価格はそういった安心・安全なサポート体制を受けることができる事込みの価格だということを理解する必要があります。
私も先日、某〇〇パラのPCショップの店員さんに、PCパーツ購入で大変お世話になりました。
親身に対応してくださった店員さんにはとても感謝しています m(__)m
というわで自作PCについて、PCパーツの購入方法から始まり組み立ての際の動作不良など何かトラブルがあっても自身で解決して楽しめる方のみが「予算20万円の白いゲーミングPC」を組み立てることができます。
なお、初めて自作PCを組み立てられる方は、もし周りに自作PC経験がある人がいらっしゃれば組み立てるのを見守ってもらった方がスムーズに作業できると思います。
中には「あ~だ、こ~だ」うるさく意見してくる自作erもいますが・・・
予算は20万円で白いゲーミングPCの構成を考える!
さて、予算20万円のゲーミングPCを自作するうえで、まず初めにPCの基本構成を考えなければいけません。
PCパーツのうち、購入価格の大半を占めるグラフィックカードとCPUの組み合わせを考えます。
特にグラフィックカードは性能グレードにより、3万円~40万円と選択枝が広いのですがゲーミングPCを名乗ることができる製品はNVIDIA製品だとRTX5070 12GB以上のものになります。
RTX5070 12GBの価格は8万円台~12万円、その上のグレードのRTX5070ti 16GBは12万円~16万円の価格帯になります。
現実的な予算配分を考えるのであればグラフィックカードは「RTX5070」一択になります。
RTX5070のグラフィック性能に釣り合うCPUはAMDであればRyzen7 7700以上でしょう。
ゲーミング性能とコストパフォーマンスの両方を考えた場合、価格が最安値で5万円台まで下がってきた「Ryzen7 7800x3d」を推したい所ですが、今回は予算20万円以内なので泣く泣く諦めます。
CPUは4万円台中盤で購入でき、ゲーミングPCとして必要最低限の性能を持った「Ryzen7 7700」が最適でしょう!
これで白いゲーミングPCの基本構成が「Ryzen7 7700」+「RTX5070」に決定致しました!!
この時点で予算はCPUに約4万円、グラフィックカードに約9万円の合計13万円振り分けられました。
残りのPCパーツは残りの予算7万円でやりくりする必要があります。
PCパーツ購入についての基本知識
PCパーツの購入について、今回の記事を見て「同じ製品を購入してみよう!」と思われる方がいらっしゃると思います。
それは私にとってとても嬉しいことなのですが、最近のPCパーツは供給量が少なくて品薄だったり、製品ラインナップの整理により製造中止になったり、突然短期間で販売終了してしまう商品が少なからずあります。
今回紹介したPCパーツが、品切れにより購入できない場合もあることをご了承ください。
同等スペックの代替品を探すのも自作の醍醐味ですからね!
白いグラフィックカードは基本的に割高なことが多い!!
「RTX5070 12GB」の特徴として、GPUコアには「GB205」コアを使用し12GBのGDDR7メモリを搭載したグラフィックカードです。
特に「RTX5070 12GB」は1440p解像度でのゲームプレイに最適化されており、ミドルハイエンド市場で性能と価格のバランスを重視するユーザーをターゲットにしています。
白いゲーミングPCを組み立てるうえで、製品購入に悩むPCパーツのランキング上位に君臨するのがグラフィックカードです。
理由は、グラフィックカードは一般的に黒色をベースとした基調の製品が多いからです。
「RTX5070 12GB」の最安値は現在8万円前半ですが、最安値の製品は全て黒色基調のグラフィックカードです。
そのような事情から「白色のグラフィックカードは基本的に割高」なことが多いのです。
しかも、冷却性能を求めて三連ファンの白色RTX5070となると選択肢が限られてしまいます。
そのような中で購入したのが、8万円台中盤の価格で購入できる「Palit NE75070U19K9-GB2050W (GeForce RTX 5070 White OC 12GB)」です!!

2025年9月時点で価格が86,800円で販売されていたので購入しました!!

白色のRTX5070で最安値で購入できる製品だと思います。
CPUのAMD Ryzen7 7700を購入する
予算20万円でゲーミングPCのPCパーツを揃えるのはとても難しいです。
あと数万円予算があれば「Ryzen7 7800x3d」がおススメですが、今回はできる限り価格が安くかつ性能があるコスパ最強のCPU「Ryzen7 7700」を選択します。
「Ryzen7 7700」のBOX製品の価格は4万円台中盤ほどします。
しかし、CPUは一部製品の保証対応を重視する場合を除いてBOXで購入する意味はあまりありません。
最近、「Intel 13~14世代のCPU劣化問題」や「Ryzen7 9800x3d+特定メーカーマザーボードにおける焼損問題」などのCPU破損時に保証が必要な場合がありましたが、「Ryzen7 7700」はそのような問題は報告が無いため今回は「バルク版」を購入しました。

「バルク版のRyzen7 7700」は37,566円で購入することができました!!

BOX製品を購入したい方はこちら↓
CPUクーラーはヒートシンクが大きいので白色の製品を選ぶ!
CPUクーラーは割と白色の製品が販売されているので、ご自身で好きなCPUクーラーを選んでいただいて構いません。
CPUクーラーは一般的に「ゲーミングPC」と銘打っている記事では『ビカビカ光っている簡易水冷』を取り扱っています。
「ゲーミングPC」は「ARGBファン搭載ピラーレスケース+簡易水冷」で内部が光っているため、見た目は派手でカッコ良く見えます!
しかし、「Ryzen7 9800x3d」など発熱が大きいCPUを搭載するのでなければ必要ないと思います。
また、「簡易水冷」は製品寿命が約2年前後なので2年毎に交換する必要があり、ランニングコストは空冷タイプのCPUクーラーと比較して劣ります。
それでも『光り輝くゲーミングPCが欲しい』と思う方は簡易水冷を選択してください。
私は「Ryzen7 9800x3d」のPC組み立てでお世話になったこの製品を再び購入致しました。
「Thermalright Peerless Assassin 120 WHITE」です。
CPUファンが光らないタイプの空冷CPUクーラーです!

白を基調とした存在感のあるCPUクーラーです。
Amazonで5,859円で購入しました。
箱の中はこんな感じにCPUクーラー一式が入ってます。

光るPCを作りたい場合はARGBタイプの製品も購入できます!

マザーボードを購入する
グラフィックカードと並んで製品購入に悩むランキング1位、2位を争うPCパーツがマザーボードです。
マザーボードも最近は白色基調の製品が増えてきましたが、最安値で購入することは難しいです。
今回選んだマザーボードは、まだかろうじて市場在庫がある安い「AMD B650チップセット」の製品です。
「ASUS ROG STRIX B650-A GAMING WIFI」です!!

ASUSの「ROG STRIX」ですよ!!

割引を利用して18,813円で購入しました!
B650チップセットは製造終了したため、9月末時点ではまだ購入できましたが、今後取り扱い終了で残っている製品は割高の価格になることが予想されます。
B650チップセットの後継機種はB850の製品になります。
B850のマザーボードは発売されて日が浅いため、まだまだ価格が高いです。
「GIGABYTE B850 AORUS ELITE WIFI7 ICE」などは「PCIe5.0 x16スロット」があり、将来的に高速なPCIe5.0 x16対応グラフィックカードを搭載することが可能です。
価格が2万円前半ぐらいまで下がってきたら、こちらのマザーボードを選択しても良いでしょう。
メモリは当然DDR5規格!!
Ryzen7 7700に対応したAM5チップセットはDDR5規格のメモリに対応しています。
そしてメモリークロックを制御するメモリコントローラーはCPUに内蔵されています。
CPUがRyzen9000シリーズであれば標準メモリスピードがDDR5-5600に対応していますが、Ryzen7 7700の標準メモリスピードはDDR5-5200になります。
白いメモリだと「Crucial PRO (マイクロン製) デスクトップ用メモリ 16GB×2枚 DDR5-6000 CP2K16G60C36U5W」あたりがよいと思いますが、5200→6000MHzのオーバークロックは少し怖いので、黒いメモリですが「Crucial PRO (マイクロン製) デスクトップ用メモリ 16GBX2枚 DDR5-5600 CP2K16G56C46U5」を購入しました。

14,814円で購入しました。
ついこの間まで12,000円くらいで購入できた気がしますが、メモリ価格が上昇してきているのでしょうか?
「どうしても白いメモリが良い!!」という方はこちらの製品になります。
2025.10.23追記
メモリやハードディスクなどの価格が上昇してきています。
早めに値上がりしそうなPCパーツを確保しておいた方がよさそうです。

SSDの選び方は?
SSDはOS用にも使用するためDRAM付きのPCIe4.0x4対応のTLC SSDを選びます。
「Crucial T500 CT1000T500SSD8JP 1TB」ですね。

SSDの容量は1TBもあれば十分でしょう。

11,232円で購入しました。
SSDもこれから値段が高騰していくのでしょうか?
余裕があれば今のうちに2TBが欲しいところです。
PC電源は何ワットのものを買えばよい?
PC電源は「CPUとグラフィックカードの消費電力」+「SSDやHDDやPCIeカードなど付属パーツの消費電量」の合計で最適な電源容量が決まります。
PC全体の消費電力合計の1.5~2倍のPC電源を購入するのが一般的です。
今回組み立てるPCの中で一番消費電力の大きいパーツは「RTX5070」で250Wです。
次に消費電力が大きいのがCPUで65Wです。
その他のPCパーツはそれほど電力を消費しないため、合計は大体350Wほどと考えてよいでしょう。
ドスパラのホームページに「電源容量計算機」で代表的なパーツの組み合わせでおおよその電力消費を計算できるページがあるため、念のために入力して確認してみましょう!

購入するPC電源は750Wのものでよいでしょう。
「Corsair RM750x Shift White CP-9020273-JP」を17,319円で買っちゃいました!!

ATX3.1に準拠し、PCIe5.1規格にも対応しているPC電源です!!
PC電源と付属品はこんな感じです。

「Corsair RM750x Shift White CP-9020273-JP」の『Shift』タイプがなぜ良いかというと下の写真をご覧ください。

PC自作の経験がある方はご理解いただけると思いますが、PCを組み立てる段階において
電源からの各種ケーブルの取り付けが非常に楽になるからです。
皆さんこのPC電源をぜひとも1回使用してみてはどうでしょうか?
白いPC電源は他にも850Wになりますが、「MSI MAG A850GL PCIE5 WHITE」などもあります。
「Corsair RM750x Shift White CP-9020273-JP」よりも安く850Wの白いPC電源が購入できます。
『Shift』にこだわらない方は、こちらのPC電源の方が容量が多いので良いかもしれません。
PCケースは当然白色!
白いゲーミングPCを組み立てるため、白いPCケースを購入します。
白いケースはたくさん販売されていますので、ご自身で好きなケースを購入してください。
私が今回選んだ白いケースはこちらです。
「Fractal Design Pop Silent White TG Clear Tint ミドルタワー型PCケース FD-C-POS1A-04」

実は2025年3月に購入して押し入れに放置したままだったPCケースです。
12,927円で購入しました。
今回は「ゲーミングPC」とタイトルにしましたが、光らないPCです。
このPCケースの特徴として、静音重視のため外気をPC内に取り込む入口を極力少なくしています。
そのため、排熱性能が相対的に低く私が以前組み立てた「Ryzen7 9800x3d+RTX5070ti」のPCでは排熱処理できませんでした。
今回は「65W CPUのRyzen7 7700」と「TDP250WのRTX5070」の省電力パーツの組み合わせなので、排熱処理が大丈夫なのか検証を兼ねてのPCケース選択です。
ビカビカ光るゲーミングPCを期待していた方はすみません・・・
OSはWindows11
OSはWindows11 home DSP版などであれば1万円前後で購入できます。
予算が20万円以内なのでDSP版もやむなしかと思います。
Amazonで9,780円で購入できます。

PCの合計購入金額は?
白いゲーミングPCを組み立てるために購入したPCパーツを一覧にしました。
| PCパーツ | 製品名 | 購入金額 |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 | 37,566円 |
| CPUクーラー | Thermalright Peerless Assassin 120 WHITE | 5,859円 |
| メモリ | Crucial DDR5-5600 CP2K16G56C46U5 16GBx2 | 14,814円 |
| マザーボード | ASUS ROG STRIX B650-A GAMING WIFI | 18,813円 |
| グラフィックカード | Palit GeForce RTX 5070 White OC 12GB | 86,800円 |
| SSD | Crucial T500 CT1000T500SSD8JP 1TB | 11,232円 |
| 電源 | Corsair RM750x Shift White CP-9020273-JP | 17,319円 |
| ケース | Fractal Design Pop Silent White TG Clear Tint | 12,927円 |
| OS | Windows11 home DSP版 | 9,600円 |
PCパーツの合計購入金額はOS抜きで205,330円でした。
しかも、Windows11を購入すると、214,930円になってしまいました・・・
これではタイトル詐欺もよいところですね!!
PCパーツを購入してしまったのは仕方がないので、どのPCパーツの購入金額を削ればよかったのかシミュレーションしていきます。
PCパーツのどこを削る?
購入したPCパーツは予算オーバーなので当初の計画は失敗に終わってしまいました。
こうなったら、どうすれば予算20万円でゲーミングPCを組み立てられるのか、PC構成を考え直さなければなりません。
購入金額を削減できるところは主に3ヶ所です。
①PC電源
PC電源を13,000円程度で購入できる「CORSAIR RM750e 2025ホワイトモデル PC電源ユニット 750W PCIE 5.1 対応 Cybenetics Gold ATX 3.1 認証済 フルモジュラー 12V-2×6 ケーブル付属 CP-9020292-JP」へ変更すれば約4,000円節約できます。
②PCケース
PCケースは「ZALMAN Z3 Iceberg White ミドルタワーPCケース 多角形デザイン CS8141」など8,000円で購入できるため、変更すれば約4,000円節約できます。
白いPCケースは多種様々な商品が販売されていますので、皆さん「これは良い!!」と思ったものを購入してください。
③CPU
CPUは「Ryzen7 7700」から変更できませんが、海外通販の「Aliexpress」で「Ryzen7 7700」を安く購入することが可能です。販売ショップによっては偽物が混ざっている恐れがあるので注意が必要です。ネットでは2万7千円で本物の「Ryzen7 7700」を購入できたと報告があります。これで約1万円の節約ができます。
皆さん、どのPCパーツを変更して予算20万円以内に収めますか?
白いゲーミングPCを組み立てる
これから予算20万円改め「予算22万円」の白いゲーミングPCを組み立てます。
CPUをマザーボードのソケットへ載せて固定します。

AM5 CPUガードプレートを被せて、CPUクーラーの土台を取り付けます。

CPUの上にグリスを塗ってから、CPUクーラーを取り付けます。
よく忘れてしまうのが、CPUクーラーの底にある「保護ラベルの剥がし忘れ」です。
写真にある「WARNING!」と印字されている保護フィルムを剥がしてからCPUの台座へ取り付けます。

CPUクーラーを取り付けたら、次はメモリを取り付けます。
メモリは「DIMM_A2」と「DIMM_B2」の位置に差しましょう!

最小構成の状態で動作確認を行います。
PC電源をマザーボードへ繋げて、マザーボード上のHDMI端子からPCモニターを繋ぎます。

マザーボード上の電源端子(ピン)から電源ONにします。
PCモニター上にBIOSが表示されたことを確認できたため、CPU・マザーボード・メモリは最低限の動作ができていることが分かりました。
なぜ最小構成での動作確認を行うかというと、動作確認を行わない状態でPCケースに組み込んで、いざ電源ONにした時にPCが全く動作せずうんともすんともいわない場合、再びPCケースから全てのPCパーツを取り出して原因究明しなければならなくなるからです。
最小構成で動作確認して万が一動かない場合は、CPU・マザーボード・メモリのいずれかが動作不良であると原因の切り分けが即座にできます。
CPU・マザーボード・メモリをPCケースに組み込みますが、私の場合は先にPC電源をPCケースに取り付けます。
どちらが先でも良いんですけどね!

ここで「CPU・マザーボード・メモリ」をPCケースに取り付けます。

そして、PC電源からの各種ケーブルを取り付けます。
ここでPCケースからのスイッチボタンケーブルやUSBケーブルなども全てマザーボード上のピンへ接続しておきます。
次にSSDを取り付けます。
マザーボードのSSDヒートシックにあるネジを、ドライバーを使って外します。

SSDスロットへ「Crucial T500 CT1000T500SSD8JP 1TB」を取り付けます。
最近のマザーボードはツールレスでSSDを固定できるので、ネジを取り付ける手間が省けてとても楽です。

取り外したSSDヒートシンクを再び取り付けます。
最後にグラフィックカードを取り付けます。

白いグラフィックカードにこだわりました!!

これで全てのPCパーツが組み立て終わりました。

あとは動作確認です。
今度はHDMIケーブルをグラフィックカード側のへ差して、BIOS画面が立ち上がるか確認します。
BIOS画面をキャプチャし忘れてしまったので詳細は割愛しますが、BIOSではメモリクロックやUSB関連の設定、各種ファンの設定、電源関連の設定など行います。
ZEN4である「Ryzen7 7700」のメモリ定格はDDR5-5200のため、「JEDEC準拠のDDR5-5600メモリ」といえども初回はDDR5-5200で立ち上がります。
そして、BIOS上でメモリ設定について「AMD EXPO 設定」を利用して「DDR5-5600」へ変更します。
設定を終えてから、MEMTESTでメモリエラーが無いかテストします。

取り敢えずMEMTEST 2週回してエラー無しを確認できたので、「DDR5-5600設定」でも問題無さそうです。
最後にOSのWindows11をインストールして、各種ドライバーをインストールしていきます。

Windows11も無事インストールできました!
おまけにFF14ベンチも載せておきますね。

ベンチマーク中もCPUは冷却できているようです。

「GEFORCE RTX5070」も冷却は問題無いようです。

PCのファンの音は、ベンチマーク中は勢いよく回っていますが目障りな音ではありません。
ベンチマークが終わり負荷が掛からない状態だと、ほとんど音が聞こえません。
静音重視のPCケースとしてはバッチリです!!
予算22万円で組み立てる白いゲーミングPCはどうでしたでしょうか?

今回は光らない地味なPCケースを使用しましたが、PCケース次第ではARGBでビカビカ光らせるゲーミングPCもできるので、皆さん自分だけのゲーミングPCを組み立ててください!!
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